魚を焼く時にグリルを利用するのはNG

基本ですが、魚を焼く時には遠火の強火が最適で遠赤外線で焼いたものとグリルで焼いたものを食べ比べてみると凄まじく違いがあり、グリル便利だけど味が2流かー

と思い知らされます。きのことか貝とか烏賊とかでも同じです。

遠赤外線を利用するために炭火焼きをしたいのであれば七輪を使うのが効果的です。

ただ、慣れないと着火に手間取ると思うので、簡単でエコなやり方を紹介しようと

思います(着火材使えばいいじゃん。という意見もありますが)

まず初めに、山や海に行き大きめでない木を拾って乾燥させます。

では着火の手順ですが、ダンボールと新聞紙か紙を用意します。

ダンボールを上下開放して新聞紙か紙をグシャグシャにしてつめこみます。

開けた場所でダンボールの上に燃えやすい木を多めに乗せておき、あとはマッチかライターで着火してしばし待ちます。ここで注意点として、木が燃えているものをすぐに使ってはいけません。直火焼きになって焦げやすいので直火焼きをしたいのであれば別に構いませんが、少し待つと木が崩れて小さめの木炭が出来上がります。

これを七輪に火箸等を使って移します。

みっしりと木炭が詰まった七輪の完成です。問題はこの七輪に焼き用の網を素直に置いて焼くのでは遠火の強火になりません近火の強火です。

なのでオススメはホームセンターで売ってる安いレンガ2つを七輪の端にのせその上に網を置くことで10cm程度距離を置きます。これで遠火の強火の完成です。

秋口の魚は脂がのっているので、焼いている最中に下に脂が落ちて着火する事に注意して焼けば上手に焼ける事と思います。

さきほど冷凍してカチカチの鯖を焼いてみたのですが、近火の強火で解凍すると思いの他解凍が速く焦がしてしまいました(しかも両面とも)

七輪はコンロには出来ない火力をしているので扱いが難しいですが、実は下の空気窓で火力の調節が出来ます。火力が欲しい時は全開放、消化したい時は閉じる。火が必要だけどちょっと加減したい時はちょっとだけ開けておく。という塩梅です

実際に使ってみると案外簡単に使えるし、料理のクオリティが上がるので、ここぞという時の料理には七輪を採用する事も検討するべきだと思います。

美味しい思いをするのは人生のクオリティを上げる為には必要不可欠だと考えています

何も高いものがいいという訳ではありません。肉など高いものは事実凄く美味しいのだとしても安い肉のクオリティを高く高くしてこそ料理の醍醐味ですよね。

世間一般のメシマズ嫁を獲得してしまった人に憐れみと共に自分で作れよ。と思っているのですが、作ってはダメな空気が凄く濃くて驚きます。

ではまた